葬儀の流れ
別れは突然やってきます、そんなときのため事前に葬儀の流れが分かっていると安心です。
一般的な葬儀の流れを紹介します。
※地域や葬儀内容により異なります。
お亡くなりから葬儀告別式まで
1.お亡くなりになられたら
当社(0278-25-8841)に電話連絡をお願いします。
- 病院で亡くなられた場合
医師による死亡確認後、死亡診断書をもらいます。
- 自宅で亡くなられた場合
医師を呼んで状況を確認してもらいます。その後死亡診断書をもらいます。
- 事故死の場合
警察の指示にしたがって検死を受け、検案書(死亡診断書)をもらいます。
2.お迎え
寝台車にて指定の場所へお迎えに伺います。
3.ご安置
ご遺体をご自宅または当社施設へ安置し、ドライアイス、枕飾りをセットいたします。
4.葬儀の打ち合わせ
当社スタッフとの打ち合わせを行います。
- 菩提寺への連絡
お客様の菩提寺となるお寺様へ、亡くなられた旨と、葬儀日程などの打合せを行わなければなりません。
お寺様がいない場合(必要な場合)当社にてご紹介させて頂きます。
- 日取り
菩提寺のご住職、身内の方、火葬式場等の都合を考慮し、日取りを決めます。
- 規模
ご会葬予定者数を仮に(本決定は後日)お知らせいただき、葬儀の規模を決定します。
- 見積り
打合せ内容をもとに当社より見積りを提示します。
5.死亡届の提出
死亡を知った日から7日以内(国外にいる場合は3カ月以内)に、死亡地、本籍地、住所地のいずれかの市区町村役場の戸籍・住民登録窓口に医師の死亡診断書を添えて死亡届書を提出します。
同時に火葬・埋葬許可申請を行い、「火葬許可証」「埋葬許可証」を発行してもらいます。
遺族に代わり、当社でも代行を行います。
6.納棺
通夜式の2時間程度前に、ご遺体を棺に納めます。
正式には身内の者だけで行います。
故人愛用の品(火葬の都合上、ガラス製品や金属の物は避けます)を一緒に入れてあげます。
7.通夜式
身内の方や縁の深い方が中心となり、納棺後に、故人を弔う儀式です。
本来、通夜ぶるまいといい返礼と清めの意味を込め手軽に食べられる料理とお酒でおもてなしをします。
開式前に生花等供え物の順番、司会者と打ち合わせを行います。
8.出棺
棺を霊柩車に納めます。
白木の位牌と遺影、枕飾り膳を持ち、霊柩車とマイクロバスに分乗し、式場に向かいます。
9.葬儀告別式
通常、通夜式の翌日行います。最後のお別れとして、知人・友人・職場関係の弔問客が訪れます。
式は、僧侶入場・読経(焼香)・弔辞・弔電拝読・遺族代表謝辞・焼香・僧侶退場という流れが一般的です。
10.火葬
火葬場にて荼毘に伏せます。
火葬中は、控え室にてお待ちいただきます。火葬後、ご案内により箸渡しにてお骨上げ(収骨)を行います。
火葬には、市区町村役場発行の「火葬許可証」が必要となります。
11.初七日法要
近頃は、火葬前後に初七日の法要を繰り上げて行う事が多くなりました。喪主様のご挨拶の後、精進落とし(故人を偲んで会食)を行います。
12.後飾り
ご自宅に帰り、ご位牌、ご遺骨、ご遺影を納骨まで飾る壇の用意を行います。
納骨
仏教では四十九日が忌明けとされており、この忌明けの法要の後で納骨を行うのが一般的です。
ご住職と日取りを決め、納骨を行います。
故人を偲び会食を行うのが一般的です。会食場所、返礼品などを早めに準備します。
納骨には、市区町村役場発行の「埋葬許可証」が必要となります。
初盆・新盆
告別式を終え四十九日が過ぎてから初めて迎えるお盆(地域によって異なりますが、8月13日からの4日間)
四十九日よりも前にお盆が来た場合には、初盆の法要は翌年に行ないます。
親族、知人、友人などを招き、ご住職による読経、遺族及び参列者による焼香のあと、精進料理でおもてなしをします。
ご住職、会食場も忙しい時期ですので、早めの予約が必須です。
一周忌(いっしゅうき)
亡くなってからちょうど一年めの同月同日(祥月命日)を「一周忌」と呼びます。
一周忌には、親族以外にも、知人・友人などを招いて行います。
故人を偲び会食を行うのが一般的です。会食場所、返礼品などを早めに準備します。
年忌法要は、祥月命日に執り行うのが最善ではありますが、当日に都合がつかない場合は、その日より前の日に行うのが一般的です。
三回忌(さんかいき)
亡くなってからちょうど二年目祥月命日を「三回忌」と呼びます。
三回忌には、親族以外にも、知人・友人などを招いて行います。
故人を偲び会食を行うのが一般的です。会食場所、返礼品などを早めに準備します。
七回忌以降は、遺族、親族で行うのが一般的です。
忌日法要
法要の名称 | 時期 | 法要の内容 |
初七日 | 7日目 | 命日も含めて七日目に行うのが初七日です。故人が三途の川のほとりに到着する日とされています。 故人が激流か急流か緩流かのいずれを渡るかがお裁きで決まる大切な日で、緩流を渡れるように法要をします。 遠来の親戚に葬儀後、再び、集まっていただくのは大変なので、葬儀の日に繰り上げ法要を行うのが一般的です。 冥途の旅においてはこの日、秦広王(不動明王)により最初の裁判が行なわれる。 |
二七日 | 14日目 | 身内で法要を営むことが一般的です。 初江王(釈迦如来)により二回目の裁判が行なわれる。 |
三七日 | 21日目 | 身内で法要を営むことが一般的です。 宋帝王(文殊師利菩薩)により三回目の裁判が行なわれる。 |
四七日 | 28日目 | 身内で法要を営むことが一般的です。 伍官王(普賢菩薩)により四回目の裁判が行なわれる。 |
五七日 | 35日目 | 身内で法要を営むことが一般的です。 閻魔王(地蔵菩薩)により五回目の裁判が行なわれる。 |
六七日 | 42日目 | 身内で法要を営むことが一般的です。 変成王(弥勒菩薩)により六回目の裁判が行なわれる。 |
七七日 | 49日目 | 身内で法要を営むことが一般的です。 太山王(薬師如来)により七回目、最後の裁判が行なわれ、そして死者はこの日、六道のいずれかへ輪廻する。 |
百カ日 | 100日目 | 「卒哭忌」ともいわれ、泣くことをやめ悲しみに区切りをつける日で、身内で法要を営むことが一般的です。 |
年忌法要
法要の名称 | 時期 | 法要の内容 |
一周忌 | 満1年目 | 遺族、親族、友人、知人などが参列。 僧侶による読経のあと、一同で焼香・会食を行います。 |
三回忌 | 満2年目 | 遺族、親族、友人、知人などが参列。 僧侶による読経のあと、一同で焼香・会食を行います。 |
七回忌 | 満6年目 | 遺族、親族で供養するのが一般的です。 一般的に、七回忌の頃から、法要の規模を縮小していきます。 |
十三回忌 | 満12年目 | 遺族だけで供養するのが一般的です。 |
十七回忌 | 満16年目 | 省略するのが一般的です。 |
二十三回忌 | 満22年目 | 省略するのが一般的です。 |
二十五回忌 | 満24年目 | 省略するのが一般的です。 |
二十七回忌 | 満26年目 | 省略するのが一般的です。 |
三十三回忌 | 満32年目 | 遺族だけで供養するのが一般的です。 ※三十三回忌は弔い上げとも言われます。仏教では死者は33年目にはどんな人でも無罪になって極楽浄土に行くと言われています。仏壇から戒名を記した位牌を片付け、これ以降は「◯◯家先祖の霊」の位牌を祀ります。※地方によっては、五十回忌をもって弔い上げとする地方もあります。 |
三十七回忌 | 満36年目 | 省略するのが一般的です。 |
四十三回忌 | 満42年目 | 省略するのが一般的です。 |
四十七回忌 | 満46年目 | 省略するのが一般的です。 |
五十回(遠)忌 | 満49年目 | 省略するのが一般的です。 以降50年毎に、百回遠忌(満99年目)、百五十回遠忌(満149年目)…となる |